こんにちは、現役美容師よしよしです(*´ω`*)
あなたの行く美容室は髪が濡れている状態でカットしますか?
それとも髪を乾かしてからカットしますか?
濡れている状態でカットすることを「ウェットカット」
髪が乾いている状態でカットすることを「ドライカット」
と言います。
どちらのカットを行うかは美容師によって異なります。
ウェットカットが得意な美容師もいれば、ドライカットの方が好きな美容師もいます。
本日はそれぞれのカット手法の違いについて解説していきます!
ウェットカット
髪の毛が濡れている状態でカットすることをウェットカットと言います。
カットの前にシャンプーするか霧吹きで髪を濡らしてからカットする手法です。
メリット
髪への負担が少ない
髪が柔らかい状態で切るのでカットした切り口がきれいになり、髪への負担(ダメージ)を軽減できます。
パーマやカラーだけでなく、カットも髪にダメージを与える要因になるんです。
ハサミに優しい
髪が柔らかいのでハサミにも優しいです。
乾いた髪を切るのに比べてハサミの切れ味は断然長持ちします。
デメリット
シルエットがわかりづらい
濡れている髪だとどうしてもペタッとしてしまい、「くせ」や「厚み」がわかりづらいという点があります。
美容師の経験や慣れによるところですが、再現性という部分ではドライカットに比べて劣ります。
くせ毛のお客さんから「くせをいかしたパーマ風の髪型にしてください」とオーダーをいただくことが多いのですが、
ウェットカットだとくせ毛に合ったスタイルをつくるのは難しくなります。
カット前の髪が乾いている状態でお客さんの「クセ」や「気になるところ」をあらかじめ把握しておくのが大切です!
ドライカット
髪が完全に乾いている状態でカットすることをドライカットと言います。
ちなみにシャンプーのない1,000円カットは全部ドライカットです。
メリット
シルエットがわかりやすい
髪が乾いた状態でカットするので、常に仕上がりの状態を確認しながらカットすることができます。
「くせ」や「厚み」などお客さんの気になるところがわかりやすいので再現性が高いと言えます。
デメリット
髪への負担が大きい
髪が乾いた状態(硬い状態)でカットするので、ハサミとの摩擦によりダメージに繋がりやすいです。
美容室から帰った日に枕にやたら髪の毛がついていることってありませんか?
これは抜け毛ではなく、カットのダメージにより切れてしまった髪の毛なんです。
美容師はこうやって使い分けてます
”ウェットカットでベースを作る” ⇒ ”ドライカットで仕上げる” といった流れで併用する美容師が多いです。
最初に濡れた状態でカットしていって、自然に乾いたり、ドライヤーで乾かして仕上げるのが一般的な流れです。
切る量が少ない時、すくだけのときはドライカットの方が切りやすいので最初から最後までドライカットだけのときもあります。
ちなみにウェットカットとドライカットで使うハサミは違います!
自分の担当美容師さんがどうやってカットするか気にしてみると面白いかもしれませんね^^
美容師に自分から指定していいの?
問題ありません!
ただ、指定してくるお客さんはなかなかいませんね(笑)
もし、強いくせ毛だったりする場合は「くせをいかした髪型にしたいです」と言えば美容師も対応してくれるでしょう!
厚くてセットしづらい部分なんかも美容師にバンバン言ってください!
要望に合わせたカットをしてくれるはずです^^
美容師はお客さんの理想通りの髪型にするのが仕事であり、やりがいです!
満足して帰っていただくよう全力で施術するので細かいことも何でも言ってみるといいですよ^^
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