髪の自然乾燥は傷む?ドライヤーを使うべき?【髪の正しい乾かし方】

髪を自然乾燥すると傷む

 

こんにちは、現役美容師よしよしです(*´ω`*)

みなさんお風呂上り後は髪の毛をどうやって乾かしてますか?

自然乾燥ドライヤー乾燥の2つの手段がありますがそれぞれメリットデメリットがあります。

どちらの方法が髪にとって良いか、みなさんご存知ですか?

よしよしの結論から言うと、ドライヤー乾燥の方が良いです!

 

髪の自然乾燥ってどうなの?

そもそも【自然乾燥】とは?

シャンプーをしたあとの濡れた髪をドライヤーを使わずに乾かす方法です。

タオルである程度水分を除去し、あとは乾くのを待つだけの手法。

 

自然乾燥のメリット

髪

ドライヤーの手間が省ける

髪が長ければ長いほどドライヤーによる乾燥は時間を要しますよね。

ドライヤーに縛られる時間を他の事に向けることができますし、電気代も浮かせられます。

オーバードライを避けられる

ドライヤーを使うと全体にムラ無く均一に乾かすことが難しい為、部分部分でオーバードライになってしまう可能性があります。

自然乾燥は文字通り勝手に自然な状態まで乾かすことです。なのでオーバードライはあり得ません。

 

自然乾燥のデメリット

髪が傷みやすい

ダメージヘア

髪が濡れている=キューティクルが開いている状態。

キューティクルとは
髪の毛の表面を覆っているうろこ状に重なり合っている膜のようなものです。髪の毛内部の水分やたんぱく質を失わない様にするものです。

また、キューティクルが整っていると手触りが良くツヤツヤした髪になります。

キューティクルは脆くて傷つきやすいため、早めに閉じなければ髪が傷みます。

キューティクルが傷むと髪の毛がパサついたり手触りが悪くなってしまいます。

寝ぐせがつきやすい

シャンプー後ある程度時間を置き「自然乾燥できたな。」と思っても案外生え際の方は乾いていません

その状態のまま寝てしまうと朝起きた時に寝ぐせがついてしまいます。

さらに濡れている=頭皮が冷えるため、血行が悪くなります。そうなると薄毛の原因に繋がります。

 

自然乾燥で髪へのダメージを最小限にする方法

頭にタオル

しっかりとタオルドライする

正しいタオルドライのやり方を解説します。

手順1
軽く全体を
ワシャワシャっと全体を軽く拭き、水滴が滴らないくらいにします。
手順2
頭皮付近
頭皮が傷つかない様にやさしく揉むように拭きます。

そうすることで水分を吸収すると同時にマッサージ効果があり血行促進に期待できます。

薄毛対策にもなります。

手順3
髪の中間付近
頭皮から髪の生え根~髪の毛の中間あたりは水分が多いです。

こちらも髪が傷つかない様にやさしく揉みます。

ポンポン叩くようにすると良いです。

手順4
毛先はやさしく
タオルドライ毛先は頭皮から遠いため栄養が不足がちで脆くなっています。

どれだけ柔らかい素材のタオルを使ってもワシャワシャやるとダメージを受けてしまいます。

髪の毛の中で一番気を使わなければならない部分です。

キュッキュッと軽く握るだけで十分です。

 

タオルの生地はマイクロファイバー素材がお勧めです。

マイクロファイバーは繊維が細かく作られていて髪にも優しく、吸水性も良いです。

 

他には綿100%など吸水性に優れた素材を選びましょう。

また、体を拭いた後のタオルを使うよりも、別のタオルを使った方が吸水性は良いです。体用・髪の毛用でタオルを分けた方がタオルドライの効率は良くなります。

髪を保護する

ヘアオイルや洗い流さないトリートメントでコーティングしてタオルで包むと、それらのアウトバス製品が髪に浸透しやすくなります。

アウトバス製品ははお肌で言うところの乳液のような働きをします。

なので乾燥から髪を守り、しっとりとしたまとまりのある髪になります。

 

髪をドライヤーで乾かす

髪に熱を与える=ダメージを与えるという考えに繋がり、熱を与えるドライヤーは使いたくないという人も多いはず。

確かにその通りですがドライヤーを正しく使うことで髪に与えるダメージを最小限に抑えつつ髪を乾かすことができます。

 

ドライヤーのメリット

ブロー

キューティクルを大切にできる

どうしてもタオルドライでは完全に乾くまでに時間がかかってしまいます。

先にも書きましたが、髪が濡れている=キューティクルが開いている状態です。

そのキューティクルが開いている時間を短くすることで、髪の毛をダメージから守ることができます。

早く乾かすことができる

夜にお風呂に入って、すぐに寝たい人としてはすぐにでも髪の毛は乾かしたいところですよね。

自然乾燥を待っているよりもドライヤーを使った方が早く髪を乾かすことができます

 

ドライヤーのデメリット

ドライヤーしている間なにもできない

基本的に両手を使わないとならないので、ほかの事が何もできません。TVを見るくらいですね。

まぁ髪を乾かしながら他に何かしたいと思う人も居ないと思いますが(笑)

熱の与え方を工夫しなければいけない

一か所に長時間当ててしまうと髪にダメージを与えてします

なので常に手を動かし続けるように気を付けなければなりません。

温度調節機能が付いた「低温ドライヤー」もおすすめです!

 

 

ドライヤーの正しい使い方

スタイリング

手順1
タオルドライ
まずタオルで髪全体の水分をとります

そうすることでドライヤーを使う時間(熱を与える時間)を最小限にできます。

手順2
かみをとく
手ぐしで構わないのでざっくりと髪をときます。

そうすることで効率よくドライヤーの熱を髪全体に伝えることができます。

手順3
頭皮~中間
まず一番多く水分を含んでいる頭皮~中間付近から乾かします。
手順4
毛先
毛先はあまり水分を含んでいないのですぐに乾きます。

温風で完全に乾かす必要はありません。8~9割程度で止めましょう

手順5
冷風
最後に髪の毛全体に冷風を当てましょう。

冷風を当てることによりキューティクルを閉じる効果があります。

毛先の濡れが気になる場合はこの時に乾かしましょう。

ドライヤーを使う際のポイント
  • 頭皮や根本から乾かしていく
  • ドライヤーを髪に近づけ過ぎない(15cm~20cm離す)
  • 常にドライヤーを動かし続け1カ所に当てる時間を少なくする
  • 乾かし過ぎ(オーバードライ)に気を付ける

 

まとめ

自然乾燥派とドライヤー乾燥派それぞれの意見

みなさん色々な意見を持っています。

自然乾燥派

ドライヤー乾燥派

結局どっちが良いの?

 

ドライヤーによる熱ダメージを気にしてタオルドライをする人も多いですが、ドライヤーで乾かした方が良いです

それぞれメリット・デメリットがありますが、髪の事を考えるとドライヤーを使っての乾燥の方がダメージが少なくて済みます。

熱によるダメージは温度調節機能が付いたドライヤーを使うことで最小限に抑えることができます。

上記ツイッターの意見にあるように「音が嫌い」という場合、最近の製品には音が小さいものもあります。それでも気になる場合はどうしようもありませんが・・・。

 

ヘアステではあなたにおススメのアウトバス製品からドライヤーまで幅広くご紹介できます!

是非お気軽にお問合せ下さい♪

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