市販のシャンプーからサロンシャンプー
「ツヤツヤな髪！」
「ボリュームアップ！」
「頭皮のダメージケア！」
などＣＭの謳い文句。
結局どのシャンプーが１番良いの！？
このページに辿り着いた方の多くはそんなお悩みを抱えているのではないでしょうか。
迷える子羊のみなさん！そんなお悩みとは今日でオサラバです^^
１番良いシャンプーとは？
極論を言うと「このシャンプーが１番良い！」という製品はありません。
そもそも「１番良い」の定義自体が定まりませんので。
自分に合ったシャンプーが１番良いのです。
シャンプーの種類によって特性が異なりますので、どのベクトルに特化したシャンプーなのかを見極め自分の求めるシャンプーを選びましょう。
自分の求めるシャンプーを明確にする
シャンプー選びに悩んでいるということは今使用しているシャンプーに不満を持っているという事ですよね。
なにが不満なのかを再確認しましょう。それによって選ぶべきシャンプーが絞られてきます。
- 髪にツヤを出したい
- 髪のダメージをケアしたい
- 良いニオイにしたい
- 頭皮のケアをしたい
など人によってそれぞれ求めるものが違うと思います。
ではどんなシャンプーを選んだら良いのでしょうか。
実はシャンプーの性質は使う前からある程度知ることができます。
シャンプーの性質の見分け方
前述の通り、ひとことに【シャンプー】と言えど、どの分野に特化していて何を目的としたシャンプーなのか、それぞれ製品ごとに目指すところが違います。
のに
そんなシャンプーを使っても改善は遠くなってしまいます。
このシャンプーはどんな性質なのか？
そう思った時は、製品裏の成分表に注目しましょう！
普段あまり見る機会は少ないと思うので、特に気にしたことがない人が多いと思います。
実はこの成分表、含有量の多い順に表記されているんです。
水
実は一番多く含まれているものは水です！
シャンプーが液体である以上、どのシャンプーでもそれは間違いないはずです。
注目するべきは次の項目。
界面活性剤
水の次に表記されているのが界面活性剤と呼ばれているものです。
シャンプーの質を見極めるポイントになるのがこの界面活性剤なんです。
みなさんも聞いたことはあると思います。しかし≪どんなもの≫なのかまで理解されている方は少ないのではないのでしょうか。
そもそも「界面活性剤＝悪い物質」という認識の方が多いかもしれませんがそういうわけではありません。
界面活性剤がないとシャンプーはもちろん、ボディソープもお洗濯もできません。
界面活性剤の役割は「水」と「油」の溶け合いにくいものの間を取り持ち、溶けたような状態を作り出すものです。
それにより汚れを落とす洗浄の働きをします。
シャンプーなどの洗剤系の他にも、医薬品・乳液などの化粧品・食品にまでも使われています。
簡単に言うと洗剤成分ですね。
界面活性剤が含まれていないと「洗う」という事ができません。しかし界面活性剤が少なからず皮膚や髪の毛に悪影響を与えてしまうのは事実です。
皮膚・髪の毛には内部の水分が無くなって乾燥しないように、表面に油の膜があります。
その膜が界面活性剤により壊れ、皮膚・髪の毛の水分が失われてしまって乾燥してしまいます。
乾燥してしまうことにより、頭皮の荒れ・髪の毛のダメージに繋がってしまいます。
この界面活性剤の種類で、その製品がどのようなシャンプーなのかを見分けることができます。
シャンプーを選ぶ
ここまで長々とシャンプーの性質について説明させて頂きました。
が、こう思われているのはないでしょうか。
結局どんなシャンプーを使えばいいの！？
成分表に注目
先ほど書いたように裏の成分表に注目します！
シャンプーは大きくアミノ酸系シャンプーと石油系シャンプーに分けられます。
成分表で水の次に書いてある界面活性剤の成分で見分けることができます。
アミノ酸系界面活性剤の代表的なものを一部抜粋します。（全部覚えるのは無理！笑）
- ココイル加水分解コラーゲンＫ
- ココイル加水分解コラーゲンＮａ
- ココイルメチルタウリンＮａ
- ラウロイルメチルタウリンＮａ
- ココイルメチルアラニンＴＥＡ
- ラウロイルメチルアラニンＴＥＡ
- ココイルグルタミン酸Ｎａ
- ココイルグルタミン酸ＴＥＡ
- ラウロイルグルタミンＴＥＡ
- ココイルサルコシンＮａ
- ココイルサルコシンＫ
- ラウロイルサルコシンＮａ
などなど･･･
これらが書いてあればそのシャンプーはアミノ酸系シャンプーに分類されます。
頭皮・髪の毛のダメージが気になる方はアミノ酸系界面活性剤が含まれているシャンプーを選びましょう。
逆に頭皮環境や髪の毛のダメージが気になっていない方は特に気にする必要はありませんので、好みの香りのシャンプーまたは、好きな女優さんがＣＭをやってるシャンプーを使用して問題ありません^^笑
アミノ酸系シャンプー
長所
- 低刺激
- 適度な洗浄力
短所
- 高価
- 洗浄力が低いものも多い
石油系シャンプー
長所
- 安価
- 洗浄力が高い
短所
- 頭皮、髪の毛へのダメージが大きい
- 必要以上に洗いすぎてしまう可能性がある
避けるべき成分としては
- ラウリル硫酸カリウム
- ラウルル硫酸Ｎａ
- ラウレス硫酸ＴＥＡ など。
これらの界面活性剤は石油系合成界面活性剤で、洗浄力は高いのですがアレルギーや湿疹など皮膚刺激を起こす可能性があります。
まとめ
冒頭にも書いた通り、やはり自分にあったシャンプーが１番良いシャンプーです。
頭皮・髪の毛の状態と相談ししっかり合ったシャンプーを選びましょう。
ダメージが気になる方はアミノ酸系シャンプーを選ぶと改善に近づけます。
ちなみにこの記事で紹介しているのは市販シャンプーの選び方で、ドラッグストアやスーパー、ドンキなどどこでも買えるものです。
紹介したのは市販シャンプーの少しでもマシな商品の選び方です。
私たちがおすすめしたいのはサロン限定のシャンプーです。「市販」と「サロン限定」では天と地ほどの違いがあります。
美容師で市販シャンプーを使っている人はいないと言っても過言ではありません。（お医者さんが市販の風邪薬を服用しないのと一緒ですね）
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