こんにちは、現役美容師よしよしです(‘◇’)ゞ
今回はみんな知ってそうであんまり知らない
≪正しいシャンプーの仕方≫を紹介します。
メンズでもレディースでも基本は同じです。
- 頭皮のニオイ・かゆみ
- 髪のダメージ
- 抜け毛・薄毛
これらの原因に間違ったシャンプーの仕方が影響している可能性があります。
プロの技をお伝えしますので、是非参考にしてください♬
正しいシャンプーの手順
STEP1.シャンプー前にブラッシングをする
まずシャンプーをする前にヘアブラシで髪をブラッシングします。
これにより髪の絡まりを解いたり、チリ・埃などのゴミを除去し泡立ちやすくできます。
また泡の通り道ができやすくなり頭皮～髪の毛全体をしっかり洗えるようになります。
無理にやると髪が切れたり傷んでしまいます。
短髪の男性や、ショートカットの場合はブラシでなく手でやってもＯＫです。
STEP2.しっかり濡らす
シャンプーをする前にしっかり頭皮・髪の毛全体をすすぎましょう。
この作業でも十分に頭皮や髪の毛のゴミ・汚れを落とすことができます。
さらに髪の毛全体に水分を含ませることによりシャンプーした時の泡立ちをしっかりさせることができます。
この時も髪の毛をほぐす様にするとシャンプーの泡が頭皮全体に行き渡りやすくなります。
後で説明しますが、お湯の温度は３８℃くらいがベストです。
熱すぎる・冷たすぎるのは絶対にＮＧ！
STEP3.泡立ててから洗髪
シャンプーをそのまま頭皮つけるのもＮＧ！
最後のすすぎ時に洗い流しきることができず頭皮に残ってしまう可能性があります。
また、直接つけてしまうと頭皮へダメージを与えてしまう可能性もあります。
なので一度手のひらである程度泡立たせてから頭皮へもっていきましょう。
ショート：0.5プッシュ
ミディアム：１プッシュ
ロング：２プッシュ
一度の洗髪で「泡立ちが少ないな」「洗い切れていないような気がする」と感じた場合は２回洗いましょう。
シャンプーの量を増やすのは洗い残しにつながるのでおススメできません。量を増やすのではなく、回数を増やしましょう。
STEP4.頭皮をマッサージしながら洗髪
頭皮をマッサージしながら汚れを落とすことで血行を良くし、抜け毛対策になります。
また毛穴の中の汚れまで落としやすくなります。
間違っても爪を立ててはダメです！
頭皮を傷つけてしまうと「悪臭」や「かゆみ」の原因となります。
所要時間の目安としては３～５分しっかりゆっくり頭皮全体・髪の毛全体を洗いましょう。
それ以上は頭皮にも髪の毛にも負担になってしまう可能性があります。
特に毛先はダメージを受けやすいので優しく洗ってあげてください。
STEP5.しっかり流す
全体のシャンプーが終わったら泡をしっかり洗い流します。
この時の温度は３８℃程度を目安にしてください。
それ以上温度が低いとシャンプーがうまく流しきれません。
また、それ以上熱くなると頭皮の必要な脂まで流してしまい乾燥に繋がります。
体質によっては失った脂を補おうと更に脂を分泌させてしまいギトついてしまうこともあります。
実は頭皮トラブルで一番多いのが【すすぎ不足】です。
洗い流しがあると頭皮のかぶれや毛穴詰まりに繋がり頭皮環境が悪化します。
耳の裏や襟足付近が流し残しやすいので注意しましょう。
所要時間はこの時も３～５分が目安です。
シャンプーの成分によってはキシキシして流しにくい場合もありますがゆっくり丁寧に流しましょう。
まとめ
これまでの工程をしっかりマスターできれば完璧です。
特別高価なシャンプーを使用しなくても十分にケアすることができます。
「頭が痒い･･･」と悩んでるお客さんが来るときがありますが、ほとんどシャンプーの仕方が悪い人です。なかでもしっかり洗い流せていない人が多いですね。
美容室に来たお客さんのなかには「シャンプーしてきた」と言っていたのにワックスが残っていた人も居ます。整髪料を付けた場合は特に入念に洗い流す様にしましょう。
また、しっかり洗えているか不安という人にはシャンプーブラシもおススメです。
しっかり毛穴まで綺麗にできますし頭皮マッサージ効果もあるので楽です。
しかしあまり安いものを使うと素材が粗悪で逆に頭皮に傷をつけてしまう物もあります。
行きつけの美容室で相談してみても良いですし、ぜひヘアステへのお問い合わせもお待ちしております^^
