このブログでよく登場する『美容ディーラー』という仕事ですが、一般の方にはあまり馴染のない言葉かもしれません。
ヘアステのDJ課長がこの美容ディーラーの仕事をしています。
今回は美容ディーラーってどんな仕事なのか解説していきます!
美容ディーラーの業務内容
1.サロンへの訪問
美容ディーラーのメインの仕事がサロンへの訪問(営業)です。
美容室は自分の店で使うものをほとんど美容ディーラーから仕入れています。
美容ディーラーは美容室から欲しいものを聞いて、既存の商品から要望の品を提供する美容商品のプロなのです。
できるだけ美容師さんの意見を取り入れて、イメージ通りの商品を用意する必要があります。
世の中に出回っている無数の商品から選出するためそれなりの知識が必要であり、商品の特徴を網羅していなくてはいけません。
メーカーと美容室の仲介役と言うとイメージしやすいかもしれません。
新商品を紹介したり、注文商品を配達したり、何か困っていることがないか聞きに行ったりと、サロンに行くことは多々あります。
あなたが座っている椅子、自身が写っている鏡、横になっているシャンプー台、使われているシャンプー、トリートメント、ドライヤーはディーラーが用意したものです。
2.商品の勉強
サロンへ営業するには商品の知識が必要不可欠です。
美容師さんから質問されて、すぐ答えられるくらいの知識がないと美容ディーラーは勤まりません。
美容師さんの意見を取り入れて期待通りの商品を提案しなければならないので、商品についての勉強も立派な業務です。
メーカー担当者からの説明や資料で商品について勉強し、気になる点があればメーカーに質問します。
出張してメーカーの講習会に参加することもあります。
また、商品の魅力を伝える営業トークのスキルも非常に重要です!
3.売上の管理
営業担当がサロンへ販売した実績を管理します。
伝票を出したり、会計ソフトへの入力等が事務担当の主な業務です。
事務はどこの会社でも似たような内容だと思います。
4.商品の発送
遠方のサロンから注文があった場合、商品の梱包から発送までを行います。
物量にも依りますがサロンがそれほど遠くない場合は自ら車で配送することも。
美容ディーラーの1日
美容ディーラーのある1日のスケジュールを紹介します。
まずは会社に行きます
普通のサラリーマンと変わりありません
連絡事項、一日の予定を全員で確認します
朝イチで美容室へ届ける商品がある場合などはすぐに会社を出ます
メールチェック
メーカーなどからの資料確認
サロンからの注文を配達、新商品の紹介、なにか困っていることがあるか聞き取り
10店舗くらいを目安に回ります
昼食を取ります
コンビニで済ませたり、メーカーや代理店の担当と外食することもあります
休憩を取らずにサロン回りを続行することも
メーカーから新商品の説明やキャンペーンの説明を受ける
メーカーの担当さんとサロンを回ることも
やはりメーカーの担当さんが一緒だと説得力があります
お客さんの邪魔にならないようにするので予定が狂うことも
基本的にエンドユーザー様(美容室のお客さん)優先です^^
美容室の営業終了後に、メーカー立会いのもと商品の講習会やお試し会を行うこともあります
新商品のお試しはディーラーの知人や美容室のスタッフさんにお願いします
美容師さんが気に入った場合そのまま買ってもらいます
これで1日の業務が終了
帰路につきます
忙しい日を例にしてみました。
講習会などは美容室が営業終了してから始まるのでこのような時間になってしまいます。
何もない日は18:00くらいに退社します。
まとめ
美容ディーラーに限った話ではありませんが物を売っている以上、日々数字に追われています。
売上を出さなくては暮らしていけませんので(笑)
みなさんも美容室でカットしている時、スーツ姿の人が来店しているのを見たことないでしょうか。
それは十中八九ディーラーです(笑)
年齢層は若めの青年から初老のおじさんくらいまで幅広いです。
美容師さんはサロンシャンプーやカラー剤・パーマ剤を仕入れる為にディーラーが必要で
ディーラーから見たら美容室はお客様・利用客のみなさんもお客様でお互いに必要な存在です。
今度見かけたら邪険にせず「シャンプーのサンプルちょうだい」と言ってみてください。
もしかしたら本当にGETできちゃうかも?!(笑)